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数塾ブログ 2020年9月

勉強したとはいうけれど②(金沢校)

さて、前回の続きです。
2つ目は「どのように」勉強したかに問題がある場合。
成績の良い子の「勉強した」は以下の内容すべてをふまえています。
① 問題を解く
② 模範解答を見て〇か×かを確認する。
③ 正誤だけでなく解答の指針や原理までを考える
④ わからなければ質問し、解決する
⑤ もう一度自分で解いてみて、できるかどうか確認する。できなければ③へ戻る。
 
では成績が伸びない子の「勉強した」はどうかというと
① 問題を解く
② 模範解答を見て〇か×かを確認し、×なら模範解答をうつす。
 
違いは一目瞭然です。
成績が良い子は
「なぜ解けなかったか」
「どうすれば解けるようになるのか」
「本当に解けるようになっているのか」
までを「勉強」だと考えているのに対し、
成績の伸びない子はいわゆる
「答えあわせ」
が「勉強」だと勘違いしています。
ノートは真っ赤で、しかも式の意味を聞いてもよくわかっていないと後者の可能性が高いですね。
 
お子様に勉強の様子を聞いて
「模範解答を見たらわかった」
「先生に聞いたらわかった」
というワードが出たら危険信号です。
このワードの後ろには
「だからもう解き直しをしなくても大丈夫、できるようになっているはずだから」
という言葉が続くからです。
 
いずれの場合も「(自分の普段と比べて)勉強した」だけで、自己満足に陥っていることに気づけていません。
時には「『ぼくはこれだけ頑張ってきました、だから合格させてください』と言って合格する学校があるならそれでいいんだけどね」と伝えます。
評価とは自分で下すものでなく、他人からうけるものです。
厳しい言い方ですが、受験は絶対評価でなく相対評価ですから、たとえ自分が80点をとっても他が90点なら不合格です。
自分の目標に見合った「結果」を出せないなら、その勉強方法は変えていかなくてはなりません。
 
ただ幸いというか、高校入試なら泉丘や金大附属、大学入試なら医学部などの難関学部・大学を除いた場合の合格者平均は60~70%の得点率の学校がほとんどです。
8割以上を安定的にとれるなら、十分よくやれていると思っていいでしょう。
 
まず目標は80点、ここに到達できる勉強量と方法をしっかり身につけましょうね。
 
金沢校 山本

科目の偏りに注意!(松任校 高校生館)

こんにちは。
数塾の橋場です。
さて、3年生は共通テストの出願が間近に迫っています。
総合型選抜に出願する人は、早ければ15日からスタートしています。
いよいよ、受験シーズン到来、ですね。
それぞれの学校も受験の色が濃くなってきたことでしょう。
 
生徒に学習状況を聞くと、よく頑張ってはいるのですが、頑張りすぎてしまって特定の科目に集中しすぎてしまい、
他の科目が放置されてしまっている傾向がありました。
放置されている科目はどんどん忘れていきます。
 
毎日すべての科目を学習するわけにはいかないと思いますので、一週間を一つの目安にしてほとんど学習していない科目がないようにするのが大事です。
 
そうは言っても時間は限られているし、分かってはいるけど…
という人が多いと思います。
 
その場合は、その日の優先科目として、30分でもいいですから、普段あまりやらない科目をやる日を決めてしまうといいでしょう。
穴のあいたバケツがたくさんあって、そこに水をためていくのと同じです。
放っておくと、空になってしまいますよ!

松任校 高校生館 教室長

勉強したとはいうけれど①(金沢校)

「勉強したのに成績が上がらないんです」
 
学習塾で仕事をしていると
「ああ先月も聞いたなぁ…あれそういえば去年もか。いや毎年のように聞いとんなぁ…」
というセリフです。
その子たちの先輩も、そのまた先輩も、そのさらにまた先輩も…さかのぼっていけばお父さん、お母さんたちのときも同じようなセリフを言っていた同級生がいるかもしれません。
なぜ歴史は繰り返すのか。
どうもこの発言の裏には大きく2つパターンがあるようです。
 
1つ目は「勉強量」を勘違いしている子。
昔担当した生徒で対照的だったA君とB君のお話しをしましょう。
 
A君「先生、今回は問題集を3周もしたのに75点でした。」
B君「先生、今回は問題集を3周しかしていなかったので、85点でした。」
 
A君はもちろん本人なりに頑張ったのでしょう。
75点という点数も十分立派ですが、90点を目標にしていた本人には物足りないようです。
ただこちらとしては本人の感覚と実際に90をとるために必要な勉強量が見合っているようには見えません。
受験生として、もしくは他の成績上位層と比べて勉強量はまだまだだな、という感じです。
他にもB君は「今週は宿題しかしてません」と言っていたのが印象的でした。
彼は全国誰もが知っているであろう超有名校に進学しましたが、きっとその中でも優秀な成績を収めていることでしょう。
勉強とは与えられたものだけでなく、自ら課題を発見し克服していく部分がかなりの割合を占めます。
彼はそのことをよくわかっているようでした。
 
成績の良し悪しは「勉強した量」に比例します。
自分が良い成績を取るためにはどれくらいの勉強量が必要なのか、正しく把握しておく必要がありますね。
一応Aくんについてフォローしておくと、彼が社会と国語で90点を割ったのは見たことがありません
彼は歴史が好きだったので暇があれば社会の単語帳や用語集、資料集を隅から隅まで読み込み、趣味は読書で週に3冊は読むという読書家でもありました。
社会や国語に関しては自然と「できる子」の勉強量をこなしていたのです。
ただこれを「勉強」と思ってみると途端にしんどいもののように思えてきます。
 
お子さんたちがゲーム、スマホ、漫画などについて語っているのを聞くと、隅から隅まで細かい設定まで調べこんで試行錯誤を繰り返しながら、よくもまあそれだけの時間集中し続けられるものだと感心します。
その熱量の半分、いや1/4でも勉強に向けてくれれば君は相当すばらしい成績が取れるはずだよ…と思わずにはいられません。
好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものですね。

金沢校 山本

赤本の使い方(松任校 高校生館)

こんにちは。
数塾の橋場です。
今日は久しぶりに生徒向けのブログ記事を。
 
生徒からの質問で、「赤本はいつ買って、いつからやればいいのか」という質問を受けます。
多くの受験生は、赤本を「入試直前に腕試し」と思っていて、赤本を買う時期もセンター前後という生徒が多いです。
また、赤本を「単なる過去問集」と思っていいるようですが、これは大きな間違いです。
AMAZONなどをみても、実際に赤本が一番多く売れる時期は、センター試験(共通テスト)の赤本は毎年11月末から、大学別の赤本は1月下旬から3月上旬のようです。
そして何も知らない受験生が赤本デビューを果たすと、衝撃的な事実が!
「こんなに1か月で解けないよ。。こんな問題が出るなんて聞いてないよ!」など。
 
私は、6月ぐらいから「赤本は早めに買うこと。メルカリやヤフオクなどで古い赤本も買って、最低10年分はそろえよう!」
と言っています。
 
赤本を早く買う理由はたった1つ。赤本に載っている入試データを見るために買うのです。
そこには、その年の合格最低点や出題傾向などいろいろなデータが載っています。
それを早くから知っておいて作戦を立てる必要があるのです。
その中でも、出題傾向は要チェックです!
例えばですが、神戸大学ではベクトルと微積がよく出る、とか金沢大学では確率があまり出題されないとか。。
これを知っておくだけでも、学習方法が大きく変わるはずです。
 
古い赤本を購入する理由は、赤本には3年から7年分しか問題が載っていません。
それでは、問題演習量が不足してしまうからです。
共通テストが終わってから2次試験まで1か月以上あります。
その期間があれば、10年分の過去問演習は十分可能でしょう。
なので、古い過去問も買っておくほうが良いのです。
ちなみに、私は今年は20年分やらせようと思っていますが(笑)

松任校 高校生館 教室長

とうとう出た!学年1位!(松任校 高校生館)

こんにちは。
数塾の橋場です!

タイトルの通り、遂に!
7月に実施された進研模試で遂に学年1位が出ました!

その子は金沢西高校の生徒ですが、最初入ってきたときは、「数学が苦手」な子でした。
私からの厳しい言葉にも耐え、愚直に課題をしっかりとこなしてきました。
最初は学校の定期テストでは上位なのですが、模試になると得点が伸びず。。
 
でも、彼女は腐りませんでした。それでも私を信じてついてきてくれました。
そして、ようやくここまでたどり着いたのです。
全国偏差値はおよそ75。
本当によく頑張ったね。
見たとき、実は少し泣いてしまいました(笑)
数学の教師になりたいという彼女。
応援しますよ!
これからも頑張りましょう!

松任校 高校生館 教室長

志望校はいつまでに決めればいいの?(松任校 高校生館)

こんにちは。
数塾の橋場です。

さて、中学3年生も高校3年生も、いよいよ模試ラッシュの9月に突入しました。
模試は受けるのが目的ではなく、その後の振り返りが模試を受ける意義の99%を占めます。
「自分がどこが弱点なのか」
次に出てきたときにそれが解けるようになっているのか」
是非向き合ってくださいね。

さて、今日はある保護者の方からの質問で、
志望校はいつまでに決めるべきか」
というご質問がありましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
 
これについては、特に決まりもなければ法則もないというのが事実です。
早ければよいというわけでもありませんし、遅ければ危ないというわけでもありません。
つまり、「思い立った日が吉日」であると私は考えています。
 
様々な塾の講習のキャッチコピーとして、
「スタートダッシュの春」
「天王山の夏」
まだ間にあう冬」
なんてのがありますよね。
実は、これってどれもこれもが正しいんですよ。
つまり、「本気になったら…」なんです。
すると、次にラスボス級のこういう問題が生まれてきます。
「うちの子はいつになったら本気になるのか。。」です。
この9月になっても学習時間は増えないし、ずっとゲームばかりやっているし。。
怒りに震えている保護者の方も多いのではないでしょうか。
 
そういった生徒を数多く見てきました。
その中で共通して言えることは、「子の思い」と「親の思い」が共有させていないということにあります。
  1. 親が子の思いを把握できていない
  2. 時間だけが毎日過ぎ去っていく
  3. 親が焦って先回りする
  4. 子供が反発する
  5. 怒りが爆発して怒鳴り散らしてしまう親
  6. 親に対して心を閉ざす子
大体このサイクルです。
これに対する答えは「どこかで割り切る」しかないんです。
子供が、自分の道を自分自身で見つけ出すまで、辛抱強く待つしかないのです。
苦しいのは親だけではありません。
自分の道が見つからずにイライラが募っているのは子も同じです。
そんなときに、それぞれの主張を言い合ってもまったく意味のない怒鳴りあいにしかなりません。
相手を理解すること、そこから始めるしかないのです。

松任校 高校生館 教室長

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