数塾ブログ

生徒ストーリー vol.2

英語が「いちばん自信のある教科」へ


今回は、数塾の少人数制コースで英語を学んでいる中学2年生のストーリーをご紹介します。
英語の指導がスタートしたのは、2年生の1学期途中、6月のことでした。

当初は、単語・英文法・リスニングのすべてが苦手で、英語に対して明確なつまずきがある状態でした。
特に、「何がわからないのかがわからない」状態で、質問すら難しいという様子でした。



基礎から積み重ねて、少しずつ手応えを実感


授業では、

  • 単語の覚え方の工夫
  • 中1の最初の文法からの丁寧な復習
  • 毎週のリスニング演習
  • 長文読解では句と節に分けて読む練習
など、英語の総合力をバランスよく底上げするように取り組みました。

最初は大変そうだった学習も、繰り返し取り組む中で、少しずつ点数に表れ始め、生徒自身の表情や姿勢にも変化が出てきました。

実際に、指導前は平均点が59点のテストで13点という状態でしたが、その後のテストでは、

  • 1学期期末:平均66点 → 本人48点
  • 2学期中間:平均59点 → 本人53点
  • 2学期期末:平均63点 → 本人52点
  • 第2回実力テスト:平均62点 → 本人66点(平均超え)
  • 3学期期末:平均56点 → 本人62点(平均超え)
と、順調に得点を伸ばし続けています。
苦手だった英語が「得点源」になり始めている様子が、数字からも見えてきます。



「わからない」を言えるようになったことが大きな成長


授業中、「今まで聞き返せなかったけど、今日は質問してみようと思った」と話してくれた日。
講師にとっても、それがこの生徒の大きな一歩だったと感じられる瞬間でした。

今では、

  • 的確な質問ができる
  • 苦手な単語暗記にも前向きに取り組む
  • 授業中も発言が増え、理解の幅が広がった
といった変化が見られます。

生徒本人も「英語がいちばん自信のある教科になった」と話しており、自分の中での大きな変化を感じているようです。



自らの意志で、次のチャレンジへ


「他の科目も伸ばしたい」という本人の希望から、日曜のオプションコースも追加受講することになりました。

英語で得た成功体験を他教科にも広げていきたい、そんな前向きな姿勢は、学びの土台としてとても大切です。

この生徒のように、たとえスタートが苦手からでも、丁寧な学びを重ねていけば、やがて「自信」や「好き」につながっていきます。

数塾は、そんな一人ひとりの変化を大切に見守り、支えていきます。


次回も、数塾でがんばる生徒の実例をご紹介します!