数塾ブログ

数学ができるようになる極意⑥(松任校 高校生館)

今までの極意を元に勉強したとします。
しかしながら、人間の記憶力には限界があります。
いつでも知識を引き出せるように徹底的な復習を意識しましょう。
 
復習スパンの例としては、習得初日の夜→次の日→また次の日→3日後→7日後→そのまた7日後→10日後→…と最低でも7回は復習を重ねましょう。
 
そのくらい、人間の脳は忘れやすくできているのです。
学力が高い生徒は、この忘れるタイミングを無意識のうちに分かっていて、自分がいつ復習しなければいけないのかを肌で分かっていると言われています。
(もちろん一度やったら完璧に覚えてしまう人もごく少数いますが。)
 
テストの時などに、課題を慌ててやる人が多くいますが、それは「学習」ではなくて、自分が今その時点で分かっているかわかっていないかを分別する「作業」にすぎません。
これでは、ただただ「やっている」というパフォーマンスをしているにすぎず、成績が上がるとは思えません。
 
受験生はこの復習を疎かにしがちなので、常にタイマーで解答するまでに掛かった時間を計測して日付と共に記録するなど、復習のマンネリ化が怒らないように工夫をしましょう。
松任校 高校生館 教室長