数塾ブログ

高校の入学課題の数学はなぜ予習をさせるのか(松任校 ICT専用校舎)

こんにちは。数塾松任校ICT校舎担当の橋場です。

今日でほとんどの学校の仮入学が終わり、入学前課題が出されています。

泉丘をはじめとする進学校は、数学の課題が「先取り」になっています。

なぜ、課題が先取りなのかを考えたこと、ありますか?

 

理由は簡単です。「進度が早いので、予習を基本的にしないとついていけないから」です。

ほとんどの進学校の数学は、1年間で教科書にするとおよそ500ページくらいの学習をします。

単純に考えて、中学数学の2.5倍です。その上、難易度も上昇しています。

ですから、「予習しないとついてけないよ!」という高校側からのメッセージなのです。

 

当校の生徒たちは、すでに課題範囲の先取りをしていますので、早い子は1日で課題を終わらせます。

そして、さらに先の範囲の予習と反復練習をします。だいたいの子は、1学期分の範囲は、

「難しい問題はきついけど、傍用問題集のB問題くらいなら解ける」状態を作っています。

ライバルがやっていないときに頑張る。これが差をつける秘訣です。

自分の先の進路(大学ですね)において、行きたいところができたときに射程圏内に入れるためには、

英語が必須なのは言うまでもありませんが、数学の出来が大きく左右します。

 

高校1年生の学習の6割が数学にあてられるというデータすらあるほどです。

今のうちに数学を先取りをできるだけしておくことは、入学後の自分の高校生活を楽にすることにもつながります。

是非、合格気分はそろそろ捨てて、高校生活に向かって第1歩を踏み出してください。

 

なお、私は高校最初で数学に躓き、大変な目にあいました笑笑