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効率的な勉強方法とは?②(金沢校)

始めて学習する事柄について、学校で習うにしろ塾で習うにしろ「わかった!」と思った時ほど危ないものはありません。
 
「指導を受ける」というのは「自分で勉強可能な状態になる」ということであって、できるようになったわけでなければ「勉強をした」わけでもないのです。
確かに教え方の上手な先生の指導を受ければ効率的に学習を進めることはできるでしょう。
じゃあイチローに教わればだれでも200本安打が達成できるのか、松井秀喜に学べばだれでもプロ野球選手からホームランが打てるのか。
 
勉強に関していえば予備校の人気講師になるほど効率的な勉強方法と合わせて、勉強の絶対量の大切さを語っています。
もちろんまず初めに「理解」が来ることは大切ですが、その後に「練習」して、そして「ミスなくできるようになる」という過程が絶対に必要です。結局テストのときには自分一人の足で立って戦わなければならないのですから、後ろから支えてもらってできるようになったくらいで得意になっちゃいけません。
自分一人で解けるようにすることが「勉強」なんですよ。
 
ただやっぱり人間しんどいことは嫌なもので、しかも「練習」というのは嫌なものです。
でもやっぱりやらないといけないから、うまくやる方法を考えましょう。
 
それには「勉強せざるをえない状態」を作ること。
塾の自習室の利用はとても効果的です。
まず周囲が勉強しているので「勉強すること」が当然の雰囲気があります。
周りからの目もあるので寝たり携帯をいじったりというのはしづらいですね。
なにより塾の先生の目がありますから、間違った勉強の仕方は訂正してもらえますし、わからないところは質問できます。
そういった面からもとても効率的な学習だといえます。
 
特におすすめなのは放課後すぐに塾に行くこと。
個別指導でも集団指導でも指導開始時間は学校から家に帰って、それから塾に来ても間に合うように設定されていることが多いので、学校帰りに行くと先生を独占できます。
独占できるうちに質問や宿題も済ませてしまいましょう。
勉強時間も効率も同時に確保できるのでイチオシです。
 
使えるものはすべて使って、自分の合格への糧にしていってください。
今日も自習室で待ってますからね!

金沢校 山本


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効率的な勉強法とは?③(金沢校)

効率的な勉強についていろいろと書いてきましたが、これまで書いてきたのは
① 基礎的な内容は暗記しておくこと。
② 十分な量を確保すること。
の2つです。

「ぜんぜん効率的じゃないやんけ!」というツッコミが聞こえてきそうな内容ですが、もう1つだけ付け加えさせてください。
それは謙虚に学ぶこと。
「こんな簡単な問題今更やるまでもない」と基礎をすっ飛ばして標準~応用レベルからやりたがる子がいます。
ちょっと待ってほしい。
 
入試で出題される難しい問題には大雑把に3つほどパターンがあります。
まず誰も思いつかないような手法が必要な問題。次に知識が多く必要となる問題。
そして処理、数学でいえば計算が複雑だったり、国語でいえば長めの記述問題がこれにあたります。
 
以下の問題を見てみましょう。

『四角形ABCDが、半径 65 / 8 の円に内接している。この四角形の周の長さが 44 で、辺BCと辺CDの長さがいずれも 13 であるとき、残りの2辺ABとDAの長さを求めよ。』

さて、高校生諸君はどのようにアプローチするでしょうか。
高校生からすると定期テストに「出そうに見える」問題です。
さて問題。この出題は先ほどの「難しい問題」のどれにあたるでしょうか。
実はこの問題は2006年に東大で出題された問題です。
そう聞くと途端に難しく思えてきました。
きっと僕たちには思いもよらない鮮やかかつ難解な解法が用意されていそうで、もちろん先ほどの1番目にあたる問題なんでしょう?と思いますよね。
ところがどっこい、実はこれは高校1年生の、それも教科書基礎レベルの知識があれば解けるのです。
1つ目でも2つ目でも3つ目でもありません。
 
問題をよく見ていくと四角形でそのうち2辺の長さが与えられているのでとりあえず三角形に分割して考えてみよう。
それも半径が与えられているから正弦定理で何かしら式がつくれそうで、しかもこの四角形は円に内接しているから対角の和は180度になっているはずで…と考えていくと難解な計算は一切登場せずあっさり解けてしまいます。
解答は数学にひたむきな高校生諸君に任せるので、できたら答え合わせをしましょう。
この問題の難しさは、与えられた条件から考えられる式をすべて無駄なく活用しなくてはならないところにあります。
基礎的な内容さえしっかり理解していればもれなく立式できて正答できますが、もし1つでも基礎的な内容に苦手があればまったく計算が進まず…
 
逆算して考えると、この問題が解ける子はどんな勉強をしているのでしょうか?それは「基礎基本の復習」と「身につけた知識を活用する勉強」。この2つです。
周りから見ると引いてしまうような分厚い参考書なんていりません。
学校レベルの問題集とちょっとした工夫が載っている参考書があれば十分です。
手に持っているその参考書、本当にいま必要ですか?
 
さてさて、「効率的な勉強法」の話に戻りましょう。
僕の考える効率的な勉強法はこうです。
基礎基本の理解を徹底し、十分な量と難易度の演習を積みつつ、難しい問題ばかりでなく定期的に基礎基本に立ち返って学習すること。
 
なんだ当たり前のことじゃないか、と思われたでしょう。
そうです。
学問に王道なし。
偏差値30の子が1か月や2か月で偏差値70を超えるような魔法の杖はないんです。
難関校に合格するために必要な勉強量はどうやったって変わらなくて、それを3年間コツコツと積み立ていくか、部活が終わって夏休みから猛烈に積み上げるか、入試直前に必死に積んでいくかの違いでしかありません。
「効率」を重視することが良いことであることは否定しませんが、それは泥臭い地道な努力を避けるのではなく、むしろそれこそが最も効率的なのだと確認する作業に等しい。
 
ただ知れば知るほど、その「効率的な勉強」をしっかり実践する大変さも見えてきます。
そんな時はうまく環境を利用しましょう。そのための塾なんですから。

金沢校 山本

誠実さが大切(金沢校)

成績の良い生徒はいいわけをしません。
どれだけ忙しい1週間だったとしても宿題ができていなかったら
「すみません、できてないのでやって帰ります」とか「明後日までにやってもってきます」とか言います。
成績の伸びない子は言い訳から始まります。
「今週は部活が忙しかったから…」
「今週は週末にお出かけしていて…」
「ちょっと体調がすぐれなくて…」。
もちろん、話を聞いてみるとそれは仕方がないよねとなることもままあります。
まあ人間、大人になるにつれて言い訳が上手になっていくものですから、小学校低学年の時には出てこなかった言葉が大きくなるにつれてスルスルと…
僕もそんな言葉を耳にして「君、それはちょっとなぁ…」と注意するたび、あとから「ああは言ったものの果たして自分はどうかしら…」と反省することがよくあります。
 
じゃあ言い訳から始めてよいかというとそうではありません。
仕事でもそうですが「デキる人」というのは何かをできない理由にはしません。
自己弁護が周囲からよく見えないのをよくわかっているのでしょう。
またできなかったときにまず自分の行動を振り返って反省すべき点がなかったかを考える習慣がついているので、「あのときこうしていればよかったんだな」と前向きに失敗をとらえることができているからこそ、素直に謝ることができるのです。
人間、間違えはおかすし、同じ失敗は繰り返すし、あとから後悔するものです。
ただ子供達にはそのたびに反省して少しずつ精神的に成長していってほしいものですね。

金沢校 山本


効率的な勉強法とは?①(金沢校)

授業をしていると成績があまり伸びない生徒は説明後に「あ~それ学校で習ったわ」。
成績の良い生徒は説明を始めるとすぐに「あ、それ学校で習いました」といいます。
どちらも同じように見えますが、前者は聞き終えるまで話の全容が見えておらず、後者は話題から全体像が把握できているので、復習の差が表れていますね。
 
もちろん入試は早押しクイズではないので最後までしっかりと問題を読み考えることが必要なのですが、問題を見てこの問題文・図形・グラフならこの解き方かあの解き方だな…と思い浮かぶ程度にはやりこんでおく必要があります。
「〇〇ゼミで見た問題だ!!!」ではないですが、数学の入試問題でも6~7割程度は暗記で対応できるものが並びますからね。
 
こんなことを言っていると「数学は暗記科目じゃない!」と言われてしまいそうですが、そもそも解法のアプローチやテクニック自体を覚えていないと考えても答えがでるはずはありません。
「考えればわかるよね」というのは「これまで習ったことをしっかり理解して覚えているなら、試行錯誤すればその知識の使い方に気けるはずだよ」ということなので、僕自身としてはなんでもかんでも「ちゃんと考えろよ!」という指導は好きではありません。
 
もちろん考えれば覚えていなくても対応できる問題もありますが、塾や参考書が考えた末に出した解法のほうがもちろん効率的でミスも少ないでしょう。
そして効率の良い解法というのは数学的にも美しいアプローチであることが少なくありませんから、思考力の養成という面でもテクニックや解法を理解し覚えておくことは重要なのです。

金沢校 山本


勉強したとはいうけれど②(金沢校)

さて、前回の続きです。
2つ目は「どのように」勉強したかに問題がある場合。
成績の良い子の「勉強した」は以下の内容すべてをふまえています。
① 問題を解く
② 模範解答を見て〇か×かを確認する。
③ 正誤だけでなく解答の指針や原理までを考える
④ わからなければ質問し、解決する
⑤ もう一度自分で解いてみて、できるかどうか確認する。できなければ③へ戻る。
 
では成績が伸びない子の「勉強した」はどうかというと
① 問題を解く
② 模範解答を見て〇か×かを確認し、×なら模範解答をうつす。
 
違いは一目瞭然です。
成績が良い子は
「なぜ解けなかったか」
「どうすれば解けるようになるのか」
「本当に解けるようになっているのか」
までを「勉強」だと考えているのに対し、
成績の伸びない子はいわゆる
「答えあわせ」
が「勉強」だと勘違いしています。
ノートは真っ赤で、しかも式の意味を聞いてもよくわかっていないと後者の可能性が高いですね。
 
お子様に勉強の様子を聞いて
「模範解答を見たらわかった」
「先生に聞いたらわかった」
というワードが出たら危険信号です。
このワードの後ろには
「だからもう解き直しをしなくても大丈夫、できるようになっているはずだから」
という言葉が続くからです。
 
いずれの場合も「(自分の普段と比べて)勉強した」だけで、自己満足に陥っていることに気づけていません。
時には「『ぼくはこれだけ頑張ってきました、だから合格させてください』と言って合格する学校があるならそれでいいんだけどね」と伝えます。
評価とは自分で下すものでなく、他人からうけるものです。
厳しい言い方ですが、受験は絶対評価でなく相対評価ですから、たとえ自分が80点をとっても他が90点なら不合格です。
自分の目標に見合った「結果」を出せないなら、その勉強方法は変えていかなくてはなりません。
 
ただ幸いというか、高校入試なら泉丘や金大附属、大学入試なら医学部などの難関学部・大学を除いた場合の合格者平均は60~70%の得点率の学校がほとんどです。
8割以上を安定的にとれるなら、十分よくやれていると思っていいでしょう。
 
まず目標は80点、ここに到達できる勉強量と方法をしっかり身につけましょうね。
 
金沢校 山本

勉強したとはいうけれど①(金沢校)

「勉強したのに成績が上がらないんです」
 
学習塾で仕事をしていると
「ああ先月も聞いたなぁ…あれそういえば去年もか。いや毎年のように聞いとんなぁ…」
というセリフです。
その子たちの先輩も、そのまた先輩も、そのさらにまた先輩も…さかのぼっていけばお父さん、お母さんたちのときも同じようなセリフを言っていた同級生がいるかもしれません。
なぜ歴史は繰り返すのか。
どうもこの発言の裏には大きく2つパターンがあるようです。
 
1つ目は「勉強量」を勘違いしている子。
昔担当した生徒で対照的だったA君とB君のお話しをしましょう。
 
A君「先生、今回は問題集を3周もしたのに75点でした。」
B君「先生、今回は問題集を3周しかしていなかったので、85点でした。」
 
A君はもちろん本人なりに頑張ったのでしょう。
75点という点数も十分立派ですが、90点を目標にしていた本人には物足りないようです。
ただこちらとしては本人の感覚と実際に90をとるために必要な勉強量が見合っているようには見えません。
受験生として、もしくは他の成績上位層と比べて勉強量はまだまだだな、という感じです。
他にもB君は「今週は宿題しかしてません」と言っていたのが印象的でした。
彼は全国誰もが知っているであろう超有名校に進学しましたが、きっとその中でも優秀な成績を収めていることでしょう。
勉強とは与えられたものだけでなく、自ら課題を発見し克服していく部分がかなりの割合を占めます。
彼はそのことをよくわかっているようでした。
 
成績の良し悪しは「勉強した量」に比例します。
自分が良い成績を取るためにはどれくらいの勉強量が必要なのか、正しく把握しておく必要がありますね。
一応Aくんについてフォローしておくと、彼が社会と国語で90点を割ったのは見たことがありません
彼は歴史が好きだったので暇があれば社会の単語帳や用語集、資料集を隅から隅まで読み込み、趣味は読書で週に3冊は読むという読書家でもありました。
社会や国語に関しては自然と「できる子」の勉強量をこなしていたのです。
ただこれを「勉強」と思ってみると途端にしんどいもののように思えてきます。
 
お子さんたちがゲーム、スマホ、漫画などについて語っているのを聞くと、隅から隅まで細かい設定まで調べこんで試行錯誤を繰り返しながら、よくもまあそれだけの時間集中し続けられるものだと感心します。
その熱量の半分、いや1/4でも勉強に向けてくれれば君は相当すばらしい成績が取れるはずだよ…と思わずにはいられません。
好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものですね。

金沢校 山本

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