数塾ブログ

時間計測の重要性(松任校 高校生館)

こんにちは。数塾の橋場です。
先週から今週にかけて、この休校中の成果を図るための塾内テストを行いました。
返していく中で、成果が出てうれしかった生徒、悔しがる生徒、色々でした。

その中で、普段できているのに、何故か「テストになるとできない」という生徒がいます。
その子に色々聞くと、「点数を取らなきゃいけないといつも焦ってしまい、頭が真っ白になってパニックになる」という女子生徒がいました。
確かに、授業中に問題を解かせると、ほぼほぼ正解するし、学校用問題集でもほぼ問題は解けるのに、なぜ。。。という感じです。
そこには、「できるようにすること」と「時間内に解く」という学習は別というロジックがあります。
普段、勉強しているときに、あまり「この問題に何分かかった」ということを意識する人はまずいないでしょう。
「一生懸命考えたうえで解けた」と「見た瞬間に解答が浮かんだ」がイコールになっているのです。
少なくとも、学校用問題集は、受験問題集を解く上での技術が詰まっていますから、「見た瞬間に解ける」ようになるまで繰り返さないといけないのです。
そうしないと、「時間内に終わらなかった」とか「1問に時間をかけすぎた」などの結果となって表れるのです。
ですから、まず「時間がかかってもいいから解く」⇒「見た瞬間に解ける」を目指して学習してみましょう!
そのうえで、1問に何分かかるか時間計測を繰り返すと、自分が成長していることも分かるのです!

松任校 高校生館 教室長